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京都の寺院

毎年大行列の瑠璃光院。限られた時間で充分満喫できる方法を教えます

秋の京都と言えば美しく色づいた紅葉を見に、多くの寺院に観光客が訪れます。そんな京都で毎年、秋の紅葉が美しく色づく頃には大行列ができるほど、紅葉を楽しむ観光名所の一つに挙げられる寺院が八瀬にある瑠璃光院です。そんな瑠璃光院を限られた時間内で、十分に満喫するにはどうしたらいいのでしょうか。

今回は、大行列が避けられない紅葉が見ごろを迎えた瑠璃光院を、いかにして十分満喫するか、その方法についてお教えいたします。

瑠璃光院の紅葉が人気の理由

京都市の最北に位置する八瀬大原は、観光でにぎわう京都市内とは打って変わって自然に溢れた静かな環境に包まれています。秋の訪れも早いことから、毎年11月中旬頃から紅葉が色づき始め、12月の初め頃には終わりを迎えるのが特徴です。京都市内に比べると1~2週間は早いといった印象があります。

そんな八瀬大原の地にある瑠璃光院は、毎年春と秋に特別拝観が行われますが、とりわけ秋は美しい紅葉の景色を堪能することができる寺院です。

そもそも八瀬大原は京都市内からは少しアクセスが悪く、あまり観光客が多い地域ではなかったのですが、近年は多くの人が瑠璃光院の紅葉をお目当てに訪れるようになり、秋にはまさに大行列といった雰囲気になります。

ここまで瑠璃光院が注目を集めたのは、近年多くの人が楽しんでいるSNSで話題をさらったからです。その理由は「リフレクションするモミジ」で、夜間のライトアップには特に多くの人が訪れ、賑わうようになりました。

リフレクションするモミジとは

瑠璃光院が多くの観光客が訪れ、大行列となった理由はSNSでリフレクションするモミジが話題になったからです。そもそもリフレクションとは「内省」を意味し、忙しい毎日の中で自分を振り返る時間を持ち、自らを見つめ直すことを意味します。

瑠璃光院を訪れる人が多くなったのは、忙しさにかまけて自分を見失っている人達がこれまでを見つめ直すことによって。これからの未来を明るくするのに最適な寺院だと評判になったからです。

紅葉の美しさもさることながら、内省ができるとあって、長い時には4時間待ちということもある瑠璃光院を限られた時間で確実に満喫するには、事前予約が欠かせません。11月下旬はとりわけ紅葉が見ごろを迎えるために大混雑しますので、早めに予約を入れるのがおすすめです。

因みに事前予約については瑠璃光院の公式ホームページに詳しい情報が掲載されますので、早いうちにチェックしておくのがいいでしょう。

京都の名所を回るタクシーを利用する方法

京都の名所を回るタクシーを利用する方法

事前予約がないと入れない寺院がある一方で、京都の寺院には予約をしなくても入れる方法があります。それは、京都市内の観光スポットを案内して回るタクシーを利用する方法です。いわゆるハイヤーと呼ばれる貸し切りタクシーのことで、こうしたタクシーを利用することでタクシードライバーの顔で寺院に入ることができることがしばしばあります。

そのため、鮮やかに色づいた最も美しい瑠璃光院の紅葉を満喫したいのであれば、京都観光に強いタクシー会社を探すのがポイントです。予約を入れる際に「瑠璃光院の紅葉をぜひ見たいのだけれど、確実に連れて行ってもらえるか」と尋ねましょう。

ハイヤーの場合、観光スポットとしてお客さんが行きたい寺院を優先して観光プランを立てるため、希望する日に瑠璃光院の紅葉を見られるように手配してくれることもしばしばです。タクシーで移動しますので、公共交通機関のように待ち時間もなく、短時間でも十分美しい紅葉を満喫できます。

瑠璃光院へのアクセスは

瑠璃光院は、京都の北のエリアである左京区の上高野という場所にあります。この一帯を八瀬大原と言い、ハイヤーで観光して回るなら大原を代表する寺院・三千院がもれなく組み込まれるでしょう。

瑠璃光院には駐車場がありませんので、ハイヤーを使って行く方法でなければ、基本的に公共交通機関を利用することになります。「出町柳」駅から叡山電鉄に乗車し、終点の「八瀬比叡山口駅」で下車すること徒歩5分です。

市営地下鉄を利用する場合は「国際会館前」まで行き、そこから京都バスに乗車して「八瀬駅前」下車しましょう。こちらは徒歩7分で到着します。

公共交通機関の場合は待ち時間が発生することと、八瀬大原周辺は公共交通機関の便があまり多くないこともあり、乗り継ぎが上手くいかないとかなり時間をロスする可能性が大です。限られた時間で瑠璃光院を満喫するには、最も効率の良いアクセスを知っており、なおかつ確実に観光できるハイヤーを利用する方法がベストと言えます。

まとめ

京都市内には各所に有名な寺院が点在しているため、一日ではとても回り切ることができないでしょう。特に紅葉が美しい瑠璃光院を限られた時間で堪能するには、公共交通機関の利用は時間の配分が難しく、行ってみたはいいけれど大行列で入れなかったということになりかねません。

短時間で心ゆくまで満喫するには、地元の寺院を知り尽くした観光タクシーを貸し切る方法が一番のお勧めです。瑠璃光院に予約をする方法もいいですが、タクシーを手配する方が限られた時間を効率よく使って瑠璃光院を満喫できます。

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