Transition

誰もが知っている京都のグローバル企業は
京都の「歴史」と「文化」が育んだ『伝統産業』が
その源流なのです

Kiyomizu-yaki Ceramics → Ceramic Condensers

長らく都が置かれていた京都では、清水焼や京焼と呼ばれる陶磁器産業が発展しました。陶磁器は、日用品や美術品に留まらず、その硬さ、耐熱性、耐食性、電気絶縁性に優れるなどの特性がさまざまな分野に応用されています。
窯業技術の代表的な応用例が、セラミックコンデンサーなどの電子部品です。京セラをはじめ、京都に多数ある世界的電子機器メーカーの基礎に、窯業技術があります。

Fabric Printing → Semiconductor Printed Circuit Boards

和装の着物に柄を染める手法は、手描き友禅から手捺染(型染め)、機械捺染と進歩を遂げ、次第に大量生産が可能になりました。布にインクを印刷する技術は、その組み合わせを変え、さまざまなモノへの印刷技術として応用されています。
印刷技術はハイテク産業で、電子機器のプリント基板や、さらに高度な半導体基板にも利用されています。ロームに代表される世界的メーカーの本社が京都にはあります。

Sake Alcohol Brewing → Biotechnology

京都市南部の伏見エリアは、日本有数の日本酒の産地として知られており、月桂冠、宝酒造はじめ約20社の酒造メーカーが集積しています。米と麹と水を主な原料とする日本酒は、高い発酵技術を必要とします。
酒造りの発酵技術は、高度なバイオテクノロジー技術へと繋がっています。バイオテクノロジーの研究開発企業、タカラバイオも宝酒造のバイオ事業部門からはじまりました。

Playing Cards → Computer Games

コンピュータゲームで世界を席巻している任天堂は、1889年に日本の伝統的なカードゲーム「花札」を製造販売したことがはじまりです。同社は日本で初めてトランプの製造を手がけたことでも知られています。
1980年代「ゲーム&ウオッチ」や「ファミリーコンピュータ」のヒットにより世界的企業に。玩具の土壌にエレクトロニクス技術を取り入れることで新しい娯楽を創造しました。